Claude Codeで作った「半導体株スイング通知AI」、過去データでは勝率65%でした

配当アラームのほうは、平日は特に何もしなくても勝手に動いてくれていて、最近はDiscordに通知が来たときだけ画面を見るくらいになりました。

それはそれでありがたいんですが、最近ちょっと別のことが気になっていて。半導体株の値動きが、なかなか激しいんですよね。NVIDIAとかアドバンテスト、レーザーテックあたり、見るたびに大きく上下していて「これ、今が買い時だったりするのかな」と思う日が増えてきました。

ただ配当アラームは「長く持って配当をもらう」のが前提の仕組みなので、こういう短期的な値動きのチャンスは拾えないんですよね。仕組み自体が違うので当然なんですが。

なので、配当アラームとは別物として、もう一つ仕組みを作ることにしました。今回は仕組み・監視銘柄・通知の見方・お金のルールまで、一通りまとめて書いておこうと思います。


目次

どんな仕組みか

日本とアメリカの株29銘柄を毎日自動でチェックして、「統計的にチャンスの可能性が高い形」になった銘柄だけをDiscordに通知してくれる仕組みです。

数日から数週間くらい株を持って値動きの波を取りに行く、いわゆるスイングトレード向けです。配当を目的にした長期保有とは時間軸がだいぶ違います。

通知はあくまで「設定した条件に当てはまりましたよ」というお知らせで、買うかどうかを決めるのは自分です。システムが勝手に売買することはありません。

正直自分にスイングトレードの専門知識があるわけではなくて、移動平均線とかRSIとか、用語は聞いたことがある程度でした。なので作る前に「過去のデータを見て、本当にチャンスっぽい形のあとは株価が上がりやすいのか」を確認するところから始めています。

ここまでの実装やデータ検証は、Claude Code(AIエージェント)に手伝ってもらいながら進めました。条件を変えて何パターンも過去データで試す、みたいな作業は人力だとなかなかしんどいので、そこを任せられたのは大きかったです。


監視している銘柄(29銘柄)

半導体を軸に、なるべく違う動き方をするセクターに分散しました。

業種日本株米国株
半導体東京エレクトロン、アドバンテスト、レーザーテック、ディスコ、キオクシアHDNVIDIA、AMD、Broadcom、Micron、Lam Research
防衛三菱重工、川崎重工、IHILockheed Martin、Northrop Grumman
資源・エネルギーINPEX、三菱商事Exxon Mobil
金融三菱UFJJPMorgan
AIソフト・クラウドMicrosoft、Palantir、Alphabet、Meta
電線・電力インフラフジクラ
自動車・EVTesla
機械・部品ニデック
製薬/海運/ゲーム中外製薬、商船三井

銘柄を増やすときは、過去データで一定の成績が出たものだけを追加するルールにしています。このあたりの「閾値や監視対象を過去データから決める」というやり方は、配当アラームで69銘柄に広げたときと同じ考え方です。これまで候補23銘柄を審査して、合格したのは5銘柄だけでした。けっこう狭き門です。半導体は値動きが激しい分チャンスの回数自体は多いんですが、成績だけで言うと実は突出して良いわけではなくて、防衛やAI関連ソフトのほうが少数ながら良い結果になっている、というのも調べていて意外でした。


通知は2種類

届く通知は2パターンです。

🔵 押し目通知(コツコツ型):直近1ヶ月の平均価格より10%以上下がったとき。「売られすぎかもしれない」というサインで、過去のデータではこのあと反発することが多めでした。

🔴 高値更新通知(ホームラン型):約1ヶ月ぶりの高値をつけたとき。「強い上昇の波が始まったかもしれない」というサインです。当たれば大きいタイプですが外れも多いので、メンタル的にはこちらのほうが難しいかもしれません。

通知にはその時点の株価から計算した「だいたいこのへんで売る」というラインまで一緒に入るようにしました。自分で計算しなくていいようにしたかったので。実際の通知はこんな感じです。

🔵 【押し目】フジクラ(5803.T)
シグナル: 深い押し目(25日移動平均乖離率 < -10%)
乖離率: -22.53%終値: 6,500.00
――― 設定ルールの目安ライン ―――
📉 損切りライン(-7%): 6,045.00 ※これを割ったら売る
📈 利確ライン(+12%): 7,280.00 ※これを超えたら売る⏱ 保有期限: 最大15営業日
🔄 例外: 保有中に20日高値を更新したら利確・期限を解除し、天井から-10%まで保有継続
🔴 【高値更新】フジクラ(5803.T)
シグナル: 20日高値更新(順張り監視条件)
終値: 6,500.00
――― 設定ルールの目安ライン ―――
📉 損切りライン(-7%): 6,045.00 ※これを割ったら売る
📈 利確: 固定ラインなし。天井から-10%下がったら売る(株価が上がるたびにラインも切り上がる)
⏱ 保有期限: 最大60営業日

過去データではこうだった

2025年〜2026年前半のデータで確認したところ、こんな感じの結果でした。

通知トレード数勝率1回あたり平均
🔵 押し目103回65.0%+6.9%
🔴 高値更新124回52.4%+9.6%

押し目と高値更新は、調子がいい月がだいたい逆になる傾向もありました(暴落した月は押し目が稼ぎ、一本調子に上がる月は高値更新が稼ぐ、という感じです)。だから2種類とも残しています。

ただし、この期間は全体的に株価が上がりやすい時期でした。今後も同じ調子とは思っていませんし、下落相場ではどうなるかまだ分からないので、そこは引き続き様子見です。


お金のルールも先に決めた

通知が来ても何も考えずに全力で買うのは怖いので、いくつかルールを決めてあります。

ルール内容
1銘柄の上限資金の15〜30%まで(資金が増えるほど上限%は下げる)
同じ業種同時に持つのは2銘柄まで
緊急停止①直近20回のトレードで勝率が40%を切ったら新規の買いを止める
緊急停止②資産が最高値から15%減ったら同じく止める

緊急停止のルールを先に決めてあるのは、「負けが込んでも、ズルズル続けてしまう」のを防ぐためです。止める判断は記録に基づいて機械的に行うことにしています(「あと1回だけ」は禁止です)。

口座は配当アラーム・NISAと同じ楽天証券(特定口座・源泉徴収あり)をそのまま使うことにしました。新しく口座を分ける必要はなさそうだったので。


今のところの運用イメージ

毎日、日本株は15時35分ごろ、米国株は朝7時ごろに自動でチェックが走って、条件に当てはまった銘柄があればDiscordに通知が来ます。

通知が来て実際に売買したら、その内容を自分でメモしておいて、月に1回くらいのペースで「ルール通りにできていたか」「ルール自体がちゃんと機能しているか」を振り返る予定です。

まだ運用を始めたばかりなので、結果が出るのはこれからです。今後は実際に届いた通知や、しばらく動かしてみてどうだったかを書いていこうと思います。


※この記事は筆者の実体験や一般的な情報をもとにした内容であり、特定の金融商品や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の状況に応じて行ってください。

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

とある田舎地域に在住。携帯業界に10年携わる一方で、家族との日常や節約・お金のことをゆるく発信しています。
『Namiki Log』では、自分自身のリアルな経験をもとに、生活に役立つ情報やちょっとした趣味のことも雑記しています。

コメント

コメントする

目次