au・UQモバイルの事務手数料が8月から4,950円に|Webとの差を現役店長が解説

※料金・手数料は変更される場合があります。手続き前に公式サイトで最新情報を確認してください。
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目次

au・UQモバイルの店頭手数料が、8月から4,950円になりました

ショップでスマホの手続きをすると、最後に「事務手数料」というのが乗ってきます。あれが2026年8月1日から上がりました。

3,850円 → 4,950円。1,100円の値上げです。

新規契約も、機種変更も、SIMの再発行も、店頭でやると一律この金額になります。理由は物価高騰によるコスト増、とKDDIは説明しています。

この記事でわかることは、

  • 何がいくらになったのか(一覧)
  • 店頭とWebでいくら違うのか
  • これまで無料だったのに有料になった手続き
  • 逆に無料になったところ
  • 手数料をなるべく抑えたい人がやること

の5つです。

先に結論を言うと、店頭は4,950円、Webはこれまでどおり3,850円。差は1,100円です。ただ、今回いちばん影響が大きいのは金額そのものよりも、au⇔UQモバイル間の「番号移行」が無料じゃなくなったことだと思っています。

au・UQモバイルの手数料改定、変わったところの一覧

店頭(au Style/auショップ/UQスポット)2026年8月1日〜

手続き改定前改定後
新規契約3,850円4,950円
機種変更3,850円4,950円
SIM・eSIM発行3,850円4,950円
電話番号の変更・一時休止・譲渡3,850円4,950円
番号移行(端末購入あり)3,850円4,950円
番号移行(端末購入なし)無料4,950円
YOU選番号330円1,100円

※すべて税込。

一番下の「YOU選番号」は、新規契約や電話番号の変更のときに、番号の下4桁を自分で選べる有料サービスです。330円から1,100円なので、3倍以上になりました。使う人は限られますが、覚えやすい番号にしたい人は金額が変わっている点に注意してください。

Web(My au・オンラインショップ)

手続き改定前改定後
番号移行(端末購入あり)3,850円3,850円(据え置き)
番号移行(端末購入なし)無料3,850円
eSIM発行(回線種別を変更する)3,850円(当面無料)無料
eSIM発行(回線種別を変更しない)440円(当面無料)無料

※すべて税込。eSIM発行の無料化は2026年6月26日から。

Webの新規契約・機種変更は今回の改定に入っていないので、これまでどおり3,850円です。つまり、同じ手続きでも店頭かWebかで1,100円変わる形になりました。

そもそも「事務手数料」って何にかかるお金?

料金プランの話に比べて、ここはあまり説明されないところなので補足しておきます。

事務手数料は、回線を新しく作ったり、SIMを発行したり、契約情報を書き換えたりする「事務作業」に対してかかる料金です。月額料金とは別で、手続きをしたその月の請求にポンと1回だけ乗ります。

なので「毎月4,950円払う」わけではありません。手続き1回につき1回だけ。ここを勘違いすると必要以上に構えてしまうので、先に押さえておいてください。

ただし、手続きごとにかかります。同じ日にショップで「機種変更」と「電話番号の変更」を両方やれば、それぞれに手数料が発生する考え方です。

店頭とWebの1,100円差をどう見るか

KDDIの説明は「物価高騰によるコスト増」で、店頭とWebで金額を分けた理由までは公表されていません。ただ現役の店長の感覚で言うと、この1,100円の差は「窓口でやってもらう分」だと考えると納得しやすいと思います。

店頭でやると、その場でデータ移行をやってもらえて、初期設定も終わって、プランの相談もできる。Webだと、届いた端末を自分で開けて、自分で回線切り替えをして、自分でデータを移します。

そう考えると、スマホの操作に慣れていない人や、親のスマホをまとめて面倒みている人にとっては、1,100円は妥当だと思う場面もあるはずです。

逆に、自分で調べて自分で設定できる人は、Webにしない理由がほぼありません。手続きの中身は同じで、1,100円安いので。

ショップに行く場合は、行く前に聞くことを決めておくと余計な時間もお金も使わずに済みます。ここは別記事にまとめてあります。

いちばん効くのは「番号移行」の有料化

番号移行というのは、同じKDDIグループの中での引っ越しのことです。au ⇔ UQモバイル ⇔ povo の行き来ですね。電話番号はそのままで、契約するブランドだけ変わります。他社に移るMNP(乗り換え)とは別モノです。

この記事で扱うのは、au ⇔ UQモバイル間の番号移行です。povoがからむ場合は条件が別に決まっている部分があるので、後半の注意点と、povo公式の案内をあわせて確認してください。

これまで、端末を買わずに番号移行だけする場合は無料でした。それが8月から、

  • 店頭:4,950円
  • Web:3,850円

になりました。無料からいきなり有料です。

ショップに来る相談でめちゃくちゃ多いのが、「スマホ代が高い」「一度見直したい」「とにかく安くしたい」というものです。そういう人にまず出していた選択肢が、auからUQモバイルへの縦落ちでした。

電話番号も端末もそのままで、月額だけ下がる。しかも移動そのものは無料。だから気軽に提案できていたわけです。データをそんなに使わない人、親世代の回線、子どもの2台目あたりは特にハマりました。

それが有料になったので、「とりあえず落としてみましょうか」が気軽に出せなくなりました。移る前に、移った先で本当に足りるのかを確認しておく重要性が上がったということです。

なお、UQモバイルからauへの番号移行に限っては、1,100円相当のau PAY残高が還元されます(2026年8月1日〜)。実質の負担はその分下がる計算です。ただし逆方向、つまりauからUQモバイルへの移行にこの還元はありません。法人契約などは還元の対象外なので、そこは後半の注意点にまとめてあります。

UQ側の料金がいま実際いくらになるのかは、こちらでまとめています。

au→UQの「縦落ち」を考えているなら、他社も一緒に比べたほうがいい

au→UQモバイルへの移行、いわゆる縦落ちには、さきほどのau PAY残高の還元がありません。店頭4,950円・Web3,850円が丸ごとかかります。

そのうえで、これまでの話を整理するとこうなります。

移り先手数料の考え方
UQモバイル(グループ内の番号移行)店頭4,950円/Web3,850円
他社へのMNP(乗り換え)移った先の契約事務手数料がかかる(各社で異なる)

同じKDDIグループの中で移っても、他社に乗り換えても、かかる金額の桁は変わらなくなりました。

これまでは「グループ内なら無料で移れるから」という、料金の中身とは関係のない理由でUQを選ぶ合理性がありました。その理由が今回で消えたということです。しかもオンライン専用ブランドの中には、契約事務手数料そのものがかからないところもあります(条件は各社で違うので、必ず公式サイトで確認してください)。

なので、縦落ちを検討しているなら、そのタイミングで他社もまとめて比べておいたほうがいいと思います。

ただし、手数料だけで決めないでください

ここは現場でも一番もめるところなので、先に書いておきます。

他社に乗り換えると、事務手数料以外にこれが動きます。

見落としやすいもの何が起きるか
家族割・ネットのセット割組んでいた割引が外れる。自分だけでなく、家族の他の回線の料金まで上がることがある
端末の残債分割が残っていれば、乗り換えても支払いは続く
キャリアメール@au.com などを使い続けるには、月額の持ち運びサービスが必要になる

グループ内の縦落ちなら引き継げるものと、他社に出るとリセットされるものがあります。 手数料は1,000円台の話ですが、家族割が外れると毎月ずっと効いてきます。金額のインパクトは、こっちのほうが大きいことも普通にあります。

なので、比べるべきは事務手数料ではなく、「移ったあとの月額」と「家族全体の合計」です。手数料の差1,100円を取りにいって、月の固定費が上がったら意味がないので。

乗り換え全体の考え方(どの時期に動くか、動く前に何を確認するか)はこちらにまとめてあります。

逆に、無料になったところもあります

今回、値上げばかりではありません。WebでのeSIM発行が、回線種別を変えるかどうかに関係なく、すべて無料になりました(2026年6月26日から。金額は前半の表のとおりです)。

eSIMは、カードの形をしたSIMを差さずに、スマホの中に電話番号の情報をダウンロードして使う仕組みです。物理的なカードが動かないので、店舗を経由しなくても手続きが完結します。

ここが効いてくるのは、たとえばこういう場面です。

  • SIMをなくした・壊した
  • 物理SIMからeSIMに切り替えたい
  • 端末を替えるので、eSIMを新しい端末に入れ直したい

こうしたSIMの発行だけを単独でやる場合、店頭は4,950円、Webは0円です。店頭とWebの差が4,950円。今回の改定で、店頭とWebの金額差がいちばん開いたのがここです。

なお、機種変更の手続きと一緒にSIMを発行してもらう場合は、機種変更の手数料に含まれます。SIM発行分が別で上乗せされるわけではありません。

もちろん、eSIM対応の端末であることが前提で、切り替え中は一時的に電波が使えない時間が出ます。手元にWi-Fiがある環境で、時間に余裕があるときにやるのが安全です。

スマホ以外も上がっています

見落としやすいところなので並べておきます。

項目改定前改定後改定日
auひかり/auひかり ちゅら 新規登録料3,300円4,950円2026年8月1日
電話番号案内(104)220円440円2026年8月1日
払込取扱票付き請求書の窓口取扱手数料473円583円2026年9月1日

※すべて税込。窓口取扱手数料は、法人名義の場合は9月請求以降も473円のままです。

いちばん下の「払込取扱票付き請求書」は、コンビニや金融機関の窓口で払うタイプの紙の請求書のことです。これで毎月払っていると、9月から月583円が上乗せされます。

値上げ幅そのものは月110円なので、増える分だけ見れば年1,320円です。ただ、手数料の総額は年間で約7,000円。もともとの負担が地味に大きいところですね。

支払い方法を口座振替やクレジットカードに変えれば、この手数料はかかりません。紙の請求書で払い続けている人は、ここは一度見直す価値があります。

💡 紙の請求書をやめて浮いた年7,000円、そのまま置いておくのはもったいないので、 楽天証券のいちばん損しない開き方 もどうぞ(開き方だけで1〜2万円分の差が出ます)。

手数料を抑えたい人がやること

やることは3つだけです。

1. その手続き、Webでできないか先に確認する

新規契約・機種変更・番号移行は、Webのほうが1,100円安いです。急ぎでなければ、まずMy auやオンラインショップで同じことができないかを確認してみてください。

2. SIMまわりはeSIMを検討する

eSIM対応の端末なら、Webでの発行は無料です。店頭で4,950円かかる手続きが0円になります。

3. 支払い方法を紙の請求書から変える

9月から窓口取扱手数料が583円になります。口座振替かクレジットカード払いに変えれば不要です。

なお、機種変更そのものの費用を抑えたい人は、返却プログラムの損得を先に確認しておくと判断しやすいです。

au・UQの手数料改定で注意しておきたいこと

申し込む前に確認しておきたいことを並べます。

  • さきほどの1,100円相当のau PAY残高の還元は、法人契約とKDDI・沖縄セルラー間の乗りかえが対象外です。手数料の改定そのものが対象外、という意味ではありません
  • povo1.0からauへの番号移行で、通信方式の変更やSIM発行を伴わない場合は無料です。povo2.0との行き来は手続きの扱いが別なので、povo公式の案内で確認してください
  • キャンペーンやクーポンで手数料相当額が割引になることがあります。時期によるので、手続き前に公式サイトで確認してください
  • Webで手続きする場合は、開通作業とデータ移行を自分でやることになります。仕事の合間にやると、電波が使えない時間とぶつかることがあるので、時間に余裕がある日にやったほうがいいです
  • ここに書いた金額は2026年8月時点のものです。手数料は今後も変わる可能性があります

まとめ

ポイント:

  • 2026年8月1日から、au・UQモバイルの店頭手数料が3,850円→4,950円に値上げされた
  • Web(My au・オンラインショップ)の新規契約・機種変更は3,850円のままで、店頭との差は1,100円
  • これまで無料だったau⇔UQ間の番号移行(端末購入なし)が、店頭4,950円・Web3,850円に有料化された
  • UQモバイル→auの番号移行に限り、1,100円相当のau PAY残高が還元される(逆方向の縦落ちに還元はない)
  • グループ内の移動も他社への乗り換えも手数料の桁が横並びになったので、au→UQを考えているなら他社も一緒に比べたほうがいい
  • ただし比べるのは手数料ではなく「移ったあとの月額」と「家族全体の合計」。家族割やネットのセット割が外れると、1,100円の差より影響が大きい
  • WebでのeSIM発行はすべて無料になり、店頭(4,950円)との差が最大になった
  • auひかり新規登録料・104・紙の請求書の窓口手数料も値上げされる

窓口の手数料が上がったこと自体より、「グループ内なら無料で移れる」という前提が消えたことのほうが、実際の選び方には効いてくると思います。どうせ手数料を払って動くなら、UQも他社も並べて見たうえで、移ったあと毎月いくらになるのかで決めてください。手数料は1回きりですが、月額はずっと続くので。

※料金・手数料は変更される場合があります。手続き前に公式サイトで最新情報を確認してください。

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この記事を書いた人

とある田舎地域に在住。携帯業界に10年携わる一方で、家族との日常や節約・お金のことをゆるく発信しています。
『Namiki Log』では、自分自身のリアルな経験をもとに、生活に役立つ情報やちょっとした趣味のことも雑記しています。

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